よんな~便り

ひっそり活動継続ブログです

選挙終わった

 

選挙終わった~。沖縄ではオール沖縄の高良さんが当選しました。

玉城知事も、心強いでしょう。

今回の選挙は、これまでとちょっと変化があって、落選した安里さんがネット力を活用し、いける!雰囲気を出していました。

若い世代(高校生?)へのアピールもガッツリしている様だった。

それとくらべると、高良さんの選挙活動をちょっと地味だなぁと思ってみていた私。

政見放送でも、高良さんは、おなじみのスタイル。

安里さんは、見慣れたスタジオで座って述べるやりかたじゃなく、ビデオ仕立てにしてきていて、自民党の宣伝ビデオ?が流れその中で、安倍さんが安里さんをよろしくと言う。

安里さんも訴えながら活動の様子を動画にして流す。

長い広報CMを見ている感じ。

へぇ~こういうのもOKなんだ、スタジオで収録するもんだとばかり思ってた。

 

そしてこれまで選挙の際、運動したことのなかった(私の記憶では。見たこと無かった)地元有名人も、大きな舞台で「私は安里さんに懸けている」と熱く語っていた。

私はネットの動画で見たのだけれど、特に金城さん(サンゴの移植で有名な方)のお話しは、ウチナーンチュの性質ついてズバリ語られていてwそこを突かれると痛い部分が。でも、この語りで心動かされる人もいるだろうなぁと思いました(ネットチェックしてる人には効果あるけど、見てない人には語りの効果が薄いだろうけど)

 

で、地元有名人もうひとかた、喜劇の女王と呼ばれるお方も登壇。

ご高齢の彼女までかぁ~と。

こちらは、まったく真逆の感じでw彼女の舞台を思い出させる様な…大笑いありの中での人情話風ねらいだった。

おばぁちゃんの自慢の孫、この孫は頼りがいがある!この子にお願いすれば、老人ホームも大丈夫さー!みたいな展開で(最悪だわ…汗)

この人についていけば、自分は安泰だという感覚を選挙に持ち込む(田舎だとけっこうこういう感覚が強いかな)

 

この舞台(w)を見ていて、沖縄オバァ風味の感覚って、ほんとに厄介なものだなぁとあらためて思いました。

沖縄オバァ感覚と言いましたが(ㇶィ怖い!言ってしまった。きめつけだ!って叱られるはずなぁ)、その中に、「やんちゃな男」、「ボス的男」を尊ぶ感じがある。この舞台(w)で、もし孫が女性だったら、この人についていけば自分は大丈夫さーってならなかったと思う。

「男性じゃないと」という男性優位な偏った感覚がずっと継がれてきているように思う。

と、つらつら考えて、オバァといってもいろんな状況に置かれているからなぁと思いました。

ざっくりだけど、オバァでも、発言力を持っているのは、安定している家(異性カップルの両親と祖父母・子供たちと言う構成)のオバァか、オバァが生活を支えている家ってとこかなぁ…

社会で一般的といわれるとこにいる人たち。マジョリティ。

貧困の中にいるオバァにはその力は、たぶん無いよなぁ…

まぁでも、どんな状況でも、ジェンダーバイアスは継がれているかもだし。

ああ~疲れた。モヤモヤ湧いてくるものを考えるのってしんどいわ~

 

あいかわらずこの社会は、厳しくつらい要求をしてくる者たちに票が多く集まってしまったけれど、あきらめずに生きたいと思う。