自分が取材されることって、そう無いことだと思う。
私は、LGBT運動に参加したことで、取材される経験をすることになりました。
ピンクドット沖縄で、自分のことを聞かれたのが最初のインタビュー。イベント開催するため動く中で、私はレズビアンを引き受けて、それを公にしたのでした。
共同代表を務めている間は何度か取材をされることがありました。 表立った活動の期間も過ぎて、私は以前の生活に戻り、人生で取材されることは、もうないだろうと思っていたのですが、またその機会が訪れました。
それが、藤井誠二さんの連載記事だったのです。
藤井さんと私をつなげてくれたのは、砂川さんでした。
藤井さんに、私でいいのですか?と確認しましたが、「はい、お願いします」との答えでした。私は、活動からも離れ、毎日いわゆる平凡な日々を生きているので、ネタになるようなことは無いだろうとも伝えました。それでも「いえ、そんなことないですよ。お願いします」と笑っていました。しつこいくらいに確認したのは、この連載の紹介に
<気鋭のノンフィクションライター藤井誠二さんが、スポーツ、文化・芸能、経済などの世界で活躍する沖縄ゆかりの人物に迫ります。>
と、書かれてあったからなのでした。尻込みするよ。埋没して生きているんだものw
でも、埋没しているとは言っていますが、私としては、いつも考えているし、私の出来る範囲の活動はしている気持ちでしたから、これは活動の一環だ!と、チャンスは生かすべく引き受けました。
最初の顔合わせはカフェで、お茶しながらでした。沖縄をよ~く知っている藤井さんのおかげで、リラックスできていつもの自分でいられて、あれこれ喋りました。
そして帰宅してその様子を思い返すと、はぁ〜あ、喋り過ぎ!そして、とっちらかった内容だことっ!私ってダメだわと凹むのでした。 以前にも自分のことを語る機会があったけれど、その時もあっちに飛びこっちに戻りして、聞き取る人が大変だっただろうなぁと凹んだ。 もっとうまく整理して伝えられるようになるべきよね…と。 なので取材された後、私は自己嫌悪に陥るのです。
でも、私の不安と反して、
出来上がった記事は、いつも素敵な仕上がりになっていました(書き手の方が素晴らしいんだよねー)
さて、今回の記事の写真には、私とパートナーが写っています。
そしてその写真大きかった!カラーだし、目を引きます。
この写真を見て、ああいい笑顔!幸せそうで!と感想をいただきました。
エンパワされたとの声もありました。2人出て良かった。
うれしかった。これだったら、しっかり記事を読んでもらえるとも思いました。
藤井さん、カメラマンのジャンさん、そしてつなげてくれた砂川さん
ありがとうございました