4月4日日曜日、久しぶりに実家へ。
パートナーも一緒。
私達の住んでいる宜野湾の名産「ターンム」の苗をゲットしたのでそれを届けに。
ターンム、田芋と書きます。水田で栽培されるサトイモみたいな…でも、かなり違う芋。タロイモに近いかなぁと言ってもタロイモもメジャーじゃないから伝わりにくいなw独特の風味と食感です。
私は、ターンムに甘醤油で味付けしたから揚げとか、田楽(ディンガク、リンガクという人もいます)も大好きです。田楽と言っても芋に味噌を塗るスタイルではありません。塗る側の味噌の形に近いです。ターンムを潰して砂糖を加えてペーストにする、栗きんとん的な料理。
沖縄では正月、お盆などの行事には欠かせない食材です。
ちょっと前にうちの父から「近くにターンムつくってる人いるんじゃないか?もし苗を分けられるとこあったら貰っておいでね」といわれていたのをパートナーに伝えておいた。そしたら早速、仕事のお客さんにターンム農家の方が!苗の話をしたらばちょうど植え付けの最中ということでタイミング良かった。
ターンムの苗を渡して2時間近くユンタク(おしゃべり)した。
話の内容は、元気かどうか体調を聞いて、あとは実家で飼っている小鳥(オカメインコ)が可愛いね~ウチのウサギも可愛いよ~という話をぐるぐるw
ジジババは私達が訪ねてきたことで大満足したようだ。よかった。
2人とも80代、父も母も癌を患ったから、そこが心配なとこだな。
私に出来ることはちょっと顔出して気持ちを上げさすことくらい。
ワッターヤ、ヒンスームンヤクトゥ、ヌーンディキラン…
だから、これからもパートナーも一緒にちょくちょく顔出そう。
実家からの帰り道、車の中からワイワイ小学生のグループが歩いてんなぁと眺めていて、女子男子混ざって歩いている。おや、グループデートか!と思った。皆キャッキャ
楽しそうで、照れてる様子も、手をつなぎたいけど繋げないみたいなwすると、ん?中に男子同士でしっかり手をつないでる2人が!おお~!すばらしい!それも2人かわいい笑顔で。周りの子も楽しくしゃべってる!
運転中のパートナーに伝えて、いいねー!いいの見たな~実家に行ってよかったなぁとなりました。
小学校でもセクシュアルマイノリティの講座や授業が増えている。
あの子たちの学校でも、あるのだろうな、と。
そして子供たちはとても素直に聞いてくれているのだろうなぁと思った。
実践する素直な子供たち。
私は、小学生の頃には自分がセクシュアルマイノリティであると自覚していた。
手をつないでいた2人、良かったなぁとしみじみ思う。
私の心も温かいものが残った。エンパワーされたー。
ターンム畑