雨が止んだらギラッギラのお日様。
沖縄、そろそろ梅雨明けですね。外へ出ると、蝉鳴が鳴いている。草花達も見ないうちにグンッと伸びている。
はぁ〜あ、一気に夏の暑さで死にそうになるよ。
身体が対応出来ないー
いやーそんな中でも植物たちは凄いなぁと思う。
ウチの鉢植えの草花でさえ凄い勢いだから、野の草達はとんでもない。沖縄の道路の植栽って草ボーボー多い。植栽の草刈りとかをする業者の人達もそんな頻繁に見かけないからなぁ…
業者さんが入ったとしても、草の伸びる速さに作業が追いつかないんじゃないか?と思ったりする(そのくらい勢いすごい)もっと人を増やす(雇用)といいのになぁと思う。
「人の手が追いつかない」で思い出した。
コロナ禍に見舞われる前、道路脇など草が生えてるところの色が、不自然に変わっているのに度々出会した。行き交う人の多い道とか、あちこちの植栽の中、
手入れする時に刈られたり抜かれる草たちが 特に稲科の植物(多分)の勢い良い葉っぱがそのまま立ち枯れしている様子はゾッとした。何かヤバさを感じる情景、気持ち悪かった。
ちょうどそのゾッとしている頃、浦添市の委託していた公園管理業者が、草刈り代わりに除草剤を撒いていたことが問題になった。新聞などは連日この件を突っ込んで取材していたっけ。
結局、業者が市との契約を違反していたことがわかった。
除草剤が撒かれた土の検査もしてたな(そこはもちろん<安全です>て結果になるお決まりだけどねw)
で、従来通り<人の手で草を刈ること。やむを得ず除草剤を使う時には、撒いたところに人が立ち入らないように告知をし、囲いをすること>となったんだよね。
そりゃそーだ、除草剤なんて簡単に撒けるもんじゃないよなぁ。これを機に今一度使用について(安全・土壌の汚染とか)考えるといいと思ったっけ。
先に書いた立ち枯れしてる様子は、今もあちこちで見かける。お墓の周りの草が枯れていたり、駐車場のフェンスのとことか雑草が生える場所など使ったんだなぁとわかる。散歩で犬を歩かせるとこなんだよなぁと思いながらながめる。
そういう場所は個人で撒いたり、不動産屋さんや管理している会社が撒くので、きっちり告知などはされていない。枯れ始めて「あ、ここに撒いてたんだな」わかる怖さがある。そのことに気づくと、散歩の人達、愛犬の健康が心配になるだろう。小さい子を連れての散歩だって心配だよなぁ…
私の感覚では「除草剤」と聞くと「枯葉剤」がすぐ浮かぶ。ベトナム戦で撒かれ多くの人々に被害をもたらしたあの枯葉剤…。
もちろん除草剤はそこまで恐ろしい薬剤では無いはずだけれど…(ウソ、じゅうぶん怖いと思っている私)
だけど、ちょっと前まで劇薬っぽい扱いだった記憶だけどなぁと思うのです。身分証明の提示して購入というくらいのイメージだった。
最近やたらとTVCMで「根まで枯らす!○○○なんチャラ」ってやっている。
ホームセンターの園芸コーナーの棚、肥料とか防虫剤より除草剤のスペースが大きい…はじめて見た。
そしてびっくりするのが100均でもズラッと並べて売られていた。
コワッと思った。だって、100円だし試してみようかしら?と思ったら即買いしちゃうんじゃないかと。
草むしりや草刈りの手間を省けるって、バンバン使っちゃうと環境に影響でるでしょ。
うーーむ、なんか変な感じ。どうも使え使えキャンペーンが実施されてるっぽく感じる。
除草剤があちこちで撒かれると消えていくだろうなぁ沖縄の山野草と思った。
沖縄の自然といえばやんばるの森とイメージされるけれど、森の中だけじゃなくて里山、海岸沿いにも、多くの草花たちがあったんだけど。
破壊的に採取されて数を減らしている上にこれじゃぁなぁと思うのです。
残念な気持ち
陽射し痛い~と言いながら朝に夕に水やりをして声をかけていると
すてきな花を咲かせて見せてくれる。おもしろい実をつけて見せてくれる。
ギボウシ「ブルーマウスイヤー」
ヒメイヨカズラ