よんな~便り

ひっそり活動継続ブログです

那覇市も気になる

 

砂川さんのメルマガにも掲載したのですが。こちらのものはブログ用に書いてあったものです。

ーーーーーー 

 

今年、那覇市議会議員選がある。6月15日の琉球新報の配信記事で、立候補者へアンケートを実施しその結果を一覧にして見やすく掲載していた(一覧表、文字がびっしりで老眼泣かせだったけれどw)

現市政に対する立場や、力を入れたい政策について聞いていて「特に力を入れたい政策」を聞く質問は20項目から3つを選んでもらう形だった。

項目は以下(選択が多かった順)

 

◦新型コロナ対策

◦子供の貧困対策

子育て支援・待機児童解消

◦経済活性化

◦教育行政

◦高齢者福祉

自治会など地域活動支援

障がい者福祉

首里城復興

◦観光振興

◦防災

◦女性の活躍

行財政改革

◦文化振興

◦医療・健康政策

LGBT関連政策

◦環境問題

◦交通政策

那覇軍港返還と跡地利用

 

項目以外で力を入れたいことについては「その他」という選択肢があって、それを選んだ場合は15字以内で内容を書いてもらうというものだった。

 

まず「おお!項目にLGBT関連の政策がある!」と思いました。

そして那覇市だもんね。そりゃLGBTに関する政策が項目に入っているのは、アタリマエだよね~と思った。

那覇市だけに限らず公の質問などの中にLGBT関連があることはとても大事なこと。議員(まだ候補者だけれど)のセクシュアルマイノリティーに対する姿勢が、多くの人の目に触れたのだ。表明は責任を伴うから、そのことを記すの重要だ。

 しかし、むむっと思ったこともある。LGBT関連政策を選んだ候補者が3人であったこと。項目から3つ選べるのに一つも入れない候補者がワサワサいるということだよなぁと。項目上位に入っている子育て支援にも経済活性化にも教育行政にもセクシュアルマイノリティーの人権は関わるのに…と、活動をしてきた私には残念な気持ちだった。

そして、「ま、セクシュアルマイノリティーは何処にでもいて、どこの問題にも関連はあるのだからだからあえて『LGBT関連政策』を選ばずとも…と言う意見も多いのだろう…」とか、良いように受け取ることもしてみる私(残念な結果に、瞬間的に沸騰するワジワジ~の心をコントロールしようとするw)。

このコントロールほんといいんだか悪いんだかだと思っている。でも<考え>を多くするのは必要と思うので、やっている。

でも結局、このコントロールしても「表明しない候補者は、(積極的には)やらないよね」というとこに戻る。やっぱり、表明することは責任だなと思うのです。

 

 新報から遅れてタイムスもアンケート記事を出していた。

 タイムスのアンケートは、候補者の現市政に対する立場を聞き(ここは両紙同じ)、メインは市政評価を聞いていたのだけれど、評価項目が3項目あって待機児童対策・LGBT施策・コロナ対策というもの。で、コロナ対策についてはまた大きく「コロナ対策重視すべき二つ」と記述の枠になっていた。

評価できる○、評価できない×、どちらともいえない△、その他▲だった。

パッと見、▲のその他「その他」は記述のようだけれど表の中にそれは無かった。(次回の紙面でその他の内容をとりあげるのかな?)

 タイムスのアンケートにLGBT施策について×が一人いました。

 

無所属・新の上地健司氏。「ひぃぃ、どういう意味の評価できないなのかしら?もしかして那覇市LGBTに対する取り組みが弱い!もっと積極的に!と思ってのバツかしら」とポジティブな方を考えてみたけれど、そんなことはまず無いな…あり得なさすぎ!と、またコントロールにチャレンジした自分に苦笑いしました。

このアンケート、△のどちらともいえないは多い印象です、が、やはり理由は何なのかモヤる。

記事の中ではちょっとは触れられていたけれど…<「もっと理解を深めるべきだ」「多角的視点での広報が必要」などの指摘があった>と、大雑把にまとめられていて…

まぁ字数(紙面の)も決まっているし、優先すべきことを記事にするだろうからなぁ…ここでも尊重コントロールしてみる私w(もういい加減にしなくちゃだな、心身に悪い)

 

で、 琉球新報のアンケートにもタイムスと同じような市政評価のものがるのを見つけました。こちらはLGBTの関連施策と優先すべき新型コロナ対策について(9項目から3つ選ぶ)その他もあり記述してもらう形だった。

LGBT施策では「もっと推進すべき」34人、「今のままでいい」14人「わからない」8人、「その他」8人となっていて、

はっきり「パートナーシップ制度は廃止すべきだ」と述べる候補者(自民・現 粟国彰氏)もいました。

候補者名簿で「あ」がつくから一番上にでてくる、それと一緒に「パートナーシップ制度は廃止すべき」と記されたのを見たとき、背筋が冷たくなった。これには私のいつもの「尊重コントロール」は無い。

宜野湾市市議会で否決された「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例案」の時の様な恐ろしさだ。

宜野湾市議会議長とやり取りをした時の嫌な感じも蘇る。

 

ちなみに粟国氏はタイムスのアンケートでLGBT施策については、わからないの△つけていた。タイムスで×と答えていた上地氏は、新報のアンケートでは、わからないとなっていた。

琉球新報は6月22日タイムスは28日に掲載だった。

 

アンケート、見比べるの必要だなと思った。

普段、似たような偏り感を覚えてしまう沖縄新聞メディアだけれど、ちょっとした部分に社の姿勢が見えたなぁとも…

今回のアンケートみたいに他の地域の選挙でもぜひお願いしたい

 

LGBT施策を選んだ3人には当選してほしい!