よんな~便り

ひっそり活動継続ブログです

伝える姿勢

先のブログにも書いた「結婚の平等にYES!」イベントで思ったこと。

12月の砂川さんのメルマガに寄たお話もUPしておきます(ちょっと足した部分もあります)

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私とパートナーは先日、「結婚の平等にYES!」というイベントへ行って来ました。このイベントは公益法人「marriage For All Japan-結婚の自由をすべての人に」の呼びかける同性婚実現に向けたキャンペーンで、全国の地域・セクターを超えて連携すること、市民の理解促進、機運向上が目的です。今回、沖縄でも実行委員会が立ち上げられ開かれました。

 

メインは『同愛一家』(原題)という台湾のドキュメンタリー上映で、その後、トークセッションがありました。トークセッションのメンバーは、イベントの実行委員のてぃーだあみ(セクシュアルマイノリティと社会を取り巻く問題を出発点に、人権について考え、語り合い、発信していくグループ)から竹葉さん、台湾からのゲストで台湾ジェンダー平等教育協会事務局長のハンさん、沖縄で女性同士のカップルで子育てをしているmatoさん(fufu-hug 当事者カップルへの個別相談や学校での授業づくりやイベント企画などを行なっているそうです)に、同性婚訴訟の九州弁護団からの仲地綾子弁護士(沖縄出身の方)、そしてもう1人、実行委員リキさん。リキさんは、沖縄初のろう者のセクシュアルマイノリティを支援する当事者団体「いるまんちゃー」の副代表です。

 

私が心に残ったのは、映画も良かったのですが、イベントを伝えようとする姿勢でした。舞台上には手話通訳の人が2人?3人いたかも。

それと、台湾からのゲストにもしっかり日本語通訳が1人付いていました。そして、映画用のスクリーンとは別にスクリーンが用意されていて、会話を文字にして表示するようになっていました。黒バックに白抜きの文字で見やすく、司会による言葉や登壇したみなさんのちょっとしたやり取りも、文字表記されていました。

 

いるまんちゃーの副代表のリキさんの手話にも、同時通訳的な発声の通訳が付いていました。もちろん文字の表記もされます。

 

私は、参加した人が、聞こえないとか通じないとかで残念に感じてはいないかと、心配にならずに過ごせました。このような感覚になれたのは初めてだったと思います。こういう気配りや姿勢って、良い催しでも足らない部分だったりするのです。残念あるあるです。

 

今回のイベント、実行委員の皆さんに、感謝と拍手を贈りたいです。

いろんな背景、事情を持つ人たちが参加しやすい場を作る意識、それを実践していくって、カッコいいよなぁと。