よんな~便り

ひっそり活動継続ブログです

「満身創痍」

 

「満身創痍」意味を調べると「身体じゅう傷だらけであること」「精神的に傷つき、痛めつけられているさま」「さまざまな病を抱えて苦しんでいるさま」とある。まさに当てはまるなぁとしみじみ思う。あんまり自分に当てはめたくないけれど、実際はピッタリで泣きが入る。

 

だいぶ昔から持病を抱えて生きてきたので、心身状態の凹みは幾度もあって、この歳にもなると、その凹み時期をやり過ごすのもちょっとは上手くなっている…で、鈍感力や最近では楽観力も身につけた。と、思ったのに。

 

このところ数年前から患っている腰部脊柱管狭窄症が、急激に悪化。酷い時にはベッドから起きるのも激痛でやばい状態だった。どうにか痛みで叫ばずに起きられるくらいになったが、両足に痺れや痛みが出て、歩くことが容易でない。背を伸ばせず腰を曲げ屈んで歩く。それでも部屋の中の移動がやっと。トイレやお風呂は自分で出来ているのが救いだ。

 

ああ…今、大きな持病を抱えつつ別の疾患が出てきて。痛み、治療をしなくてはならない時、ほんと凹む。

この感じ、大きな持病を抱えて生きているのと、セクシュアルマイノリティが背負わされている重荷と、似ているとおもうんだよなぁ。下ろすことが出来ない荷物。

 

ただでさえセクシュアルマイノリティとしてしんどさを抱えているのに…これってまさに満身創痍。もう思考停止したい!って思ったり…

でも、それでも生きるために考えちゃうんだよな…(苦笑)って言っても答えが出ないただ考えているだけがほとんどで。

 

そんな感じに過ごしていて、最近わかったのが、この無駄と思われがちな答えを出ない時間が大事だということ。それは、無駄ではなくていつでも「時間は流れている」ということだった。痛みに耐えているのはしんどい。でもそんな状態のときで時間は流れていて、今の痛みの具合が確実に変化しているということ、息を堪えて痛みを堪えているとだいたい少し和らぎが訪れる。ピークをやり過ごせる。苦しさが過去になる。痛みに対して身体も精神も対応できるようになったりするから。時間って凄いって思うのです。

 

時が過ぎるのが早すぎて嫌になることもあるけれど、時ってすごい。

私たちセクシュアルマイノリティの存在が当たり前にもなったし。

そしてもっとその当たり前が広がって行くはず!

 

あらら、痛みのせいで泣き入ってたのが書いている間に、心晴れてきたかも。

いやいや、それって薬の効果でしょう(笑)早く痛みを抑えたいわ〜