よんな~便り

ひっそり活動継続ブログです

かわらない・かわれない

 

砂川さんのメルマガに書いた文ですが、足りない部分も多くてモヤモヤ。こちらにあらためて記録します。

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夕方、ぼんやりしてたら砂川さんから「恐ろしい」とメッセージがあって、ニュース記事が添えられていた。

なんと、松野(こいつはアホじゃ)官房長官が、関東大震災時の朝鮮人虐殺について「記録がない」という発言をしたのです。

ヒィーーッ、思わず声が出た。パッと浮かんだ思いは、<もうこの国なんて、攻撃されればいいんだよ 泣>だった。政府のトップによるあまりにも酷い言葉に、この国はリセットした方がいいんじゃね?という自暴自棄的な思いが沸き、高ぶって出た言葉だった。

 

この記事の見出しは、「記録がない」となっていたが、実際の発言は、「政府内で事実関係を把握できる記録が見当たらない」と言っていて、こいつは悪質なのか?アホなのか?どっちかやと思いました。

 

こんな常識的なことを堂々と覆すって、「まさかやー」と呟き、あり得ん!と思いました。 その後、砂川さんと内閣府のHP内で、関東大震災朝鮮人虐殺のことが記されていることも確認しました(災害教訓の継承に関する専門調査会報告書1923関東大震災にもありました。)

でもそういった記録でさえ過去に消されたことがあり(気づかれると復活させるという感じw)今の内閣だったらこの記録も消しかねないなと話しました。市民がワッチする必要があるのだなぁと思ったのでした。

で、先のトップの人(名前も言いたくないくらいデス)は、やっぱり悪質でアホということだなと確認しました。

 

はぁぁ…いつもこんな気持ちになると、この国はあの戦争の後、何を考えて来たのだろう?国として生き残ってこられたのは何故か?と考える。酷い戦争、日本以外のアジアの国々、世界の人たちに対して責任を取るべきだし、人間、やってしまったことを内観する姿勢を持つのがフツーじゃないのか?と、それができない人が国を動かしている…。

 

そして松野氏はこんなことを言ったくせに、「特定の民族や国籍の人々を排斥する趣旨の不当な差別的言動、暴力や犯罪はいかなる社会でも許されない」と語ったと書かれてあった。この語り、思考回路が、もう意味がわからん…。

LGBTQに対する姿勢(理解増進法)も同じだなぁと思った。

 

まったく…溜息。

この国の歴史が、一部の人たちによって都合よく書き換えられる行為を目の当たりにし、恐怖に震え、怒りを共有する私たち。そして一緒に怒れる仲間がどれほど救いになるかと実感する。暗闇に灯る炎の様。

砂川さんと知り合って、何度もこんな時間を過ごして来た。落ち込みながら、共有し、励まし合ってまた前を向く。