よんな~便り

ひっそり活動継続ブログです

入ってくるニュース

 

LINEにニュースが入ってくる。 今日、12月7日の沖縄タイムスのダイジェストに怒りとため息が… 8つのニュース中、2つが性犯罪。 <女子高生に車でみだらな行為> <中学生に児童ポルノ画像要求> ほかのニュースと混ざって記されていたのだけれど、

この2つが並んで目に入った時、一瞬性犯罪を集めたリポートを読んでいたっけ?と思った。 そして「あ、地元のニュースだったよね」となる。

二つのうち先の記事を読んで、クリックして次の記事を開けた時、また感覚が狂わされた。 「ん?さっきの記事、また開けちゃった」 って具合に。

次の記事に合わせてクリック…あら 開けた記事、あってたんだ… そしてゾッとした。この感じ…戦慄が走るというんだな。 容疑者は両者20代の男性、陸上自衛官と体育協会職員… 地元の新聞の記事で「わいせつ」「みだらな行為」という見出しが繰り返し載る。

容疑者がいわゆる硬いと言われる仕事に就いている人も多い。

行政関係者・教職もあったな。

性暴力記事が多く載る…

この島のある一部の人間は、未成年者にこういう暴力を平気で振るう人たちなんだって思ってしまう。

そういう暴力を振るう心ってのは、未成年者だけを狙って振るうんじゃ無いよね。

ほかにもきっと振るっているはず。

実際振るわなくても、そういう意識を持っているということだな。 若い男性が容疑者ということにショックは深い。

 

沖縄のDV問題が関係しているのだろうなと思う。

DV的なことは私の育った家でもフツ―にあったし、私の回りでもDVだよなというシーンはよく見かけた。でも、それを容認というか、男女の関係ってこんなものだよって感じの、「習わし」な感覚で皆生きていたはず。被害にあっている側の女性も。

時代が変わっても相変わらずその習わし感覚は根強い。

そんな環境で、男性優位というか、男の子はちやほやして甘く育て乱暴なふるまいはやんちゃで許され、女の子はより「女の子(抑圧されているのに気づかないような)」につくられる。

 

でも、一方でそれとは違う環境も少しづつ息づいているんだよな。

個人を尊重している社会、そういう環境が用意されていたら

「習わし的な環境」で育っても、社会に出て自分を大切にすることを学ぶと、抑圧されていることにも気づく。

今、性犯罪記事が多く載るのは、世間の意識が上がって、被害にあって(た)と訴えるようになったから表に出るようになったんだとも思う。

あちこちで意識がいい方に向いて、少しずつ立ち向かうことが出来るようになってきたんだと思う。そうなってほしい。

 

並んだ記事を怒りと溜息で見ていた私の心にも、そう考えるとちょっと希望が持てた。