この言葉がどれだけ大きなショック(どころじゃないか)を与えるか…
お断りの対象にされたものじゃないと、なかなかわからないものなんだよなぁ
琉球新報の記事でびっくりした。
「LGBTお断り」同意書に絶句した当事者
この見出しに何とも言い表せられない気持ちがおこった。またか、とも。
不動産会社の提示した同意書に記されていた文言。
「LGBTの方はお断り」
ゾッとする。
記事には
沖縄中部に住むLGBT当事者(Xジェンダーの方)が北谷町で気に入った物件を契約しようとした時提示されたとのこと。
理由を聞くと不動産業者の担当者は「男性同士のカップルが手をつないでいたら住民が怖がるから」という答え とあった。
わじわじーし、出たよLGBTサポーティブへの揺り返しか!この不動産業者め!と思った。
でも落ち着いてもうちょっと冷静に、関連する記事もあったのでそれも読んだ。
その記事はこの件について識者に聞いた記事だった。
中に私の気になっていたことがありました!
<同意書はこの不動産業者が独自に作成したもの>だということ。
そして、この件に対しジェンダー法に詳しい琉球大学法科大学院の先生は「セクシャリティによって、一部の人を一律に排除するもので明らかに差別だ」と指摘 とあった。
しかし、
この件を問題視しながらも「不動産所有者には誰をそこに住まわせるかを決める権利があるので、このような表現が許されてしまう」として法整備の必要性を指摘した。と。
そうなんだよなぁ所有者の意識がまずあってのこの動きでもあるんだよなぁとため息が出る。
で、不動産業者の社会意識も…
( ゚д゚)ハッ!
ああん?でも独自に作成したんだよな!怒
識者の声マジックで怒りすっ飛びそうだったぜ
この同意書にはLGBTだけのことではないお断り差別も満載で、
入居拒否の対象として
「刺青(いれずみ)・タトゥーの入ったお客様」
「外国人」
「精神疾患や健康に問題のある方」
とあったということ。
凄いな―このご時世、どんな人が借りられるんだろーこの物件。
住んでる人だって、この条件クリアした人って感じなのは嫌じゃね?って思ったりw
同意書を作成した不動産業者へ琉球新報の取材に対する説明も載っていた。
「差別や偏見の意図は無かった。大変な思いをさせてしまったのなら残念。私たちもだが、社会全体でもっと理解が深まればいい」
へぇぇ「残念」とセットで「○○になればいい」というしめかたって流行りなのかな?
最近ちらほら聞くような
自発的には何もしないってことだね。わじわじ~
今回、発言された当事者の方はサポーティブな人達に囲まれているみたいでちょっと安心。しかしこのニュースに、怖くなったひとはいますから、それを考えると心が痛みます。